お酒の行方
最近、仕事から帰ってからのマイブームがある。
帰り道で、ノンアルコールビールとつまみ(チーズスティックとか、スルメスティックみたいなの)を買って、帰宅した瞬間にノンアルビールを一気飲みし、そしておつまみを頬張る。
日々、仕事が終わって午後6時頃には帰宅するのですが、この時期のこの時間帯の夕方はまだ明るく、そんなこの時期の夕暮れ時の空を眺めながら一息つく。
この瞬間の爽快感がたまらない。
ちなみに、私はお酒が飲めないわけではなく、むしろお酒は好きなの方なのだが、
実は若干依存傾向にあるため、飲まないで居られる日は出来るだけ飲まないようにしている。
仕事のある平日は、飲まないで居られるのだが、金曜・土曜・日曜にかけて飲酒欲求が強まり、結局休みの日は飲んでしまうというパターンをここ2年くらいループしている。
しかしながら、節酒にしろ断酒にしろ、一度お酒の魔力にハマってしまうと、止めようと思っていても、お酒を止めたあと、そこにはどんなメリットがあるのか、という明確なビジョンを目視できていないと難しいと感じる。
お酒を控えようと思っている方なら共感してくれるかもしれませんが。
自分が想像しているお酒を控える事によるメリットって
「夜ぐっすり眠れるようになる」
「頭の中がクリアになる」
「比較的心が安定して考え方が前向きになれる」
辺りを想像しているのだが、ただ、断酒したその先の未来に、本当にそんな世界が訪れるのかという確証(成功体験)がないと、断酒ビジョンとしては弱く、なかなか飲酒欲求に勝つのは難しい。
お酒を止めたその先に広がっている世界って、果たしてお酒を止めるだけの価値のある世界なのだろかってね。
・・・ただ、酒を飲み続ける世界に未来は無いと言うのも、私の体験からくる持論。
飲みすぎた次の日とかは、明らかにストレスに耐性がなくなり考え方が後ろ向きになるしね。
こういう時「自分の大切な人のためにお酒を止める」とか「自分の達成したい目標のためにお酒を止める」とか、決して揺るぎない、一点集中の信念を持っている人だったら、断酒とかたやすく出来るんだろうな~っと常々憧れを抱く。
・日々お酒を飲んで、この飲んでいる瞬間が爆発的に楽しけりゃそれでいいじゃん
・爆発的な楽しさはないけれども、日々安定した幸せを感じられる断酒後の世界
自分にとってはどちらの世界が幸せなのだろうか。
正直、自分の中での正解はまだ無い。